HK-28制作記録 その1

HK-28制作記録 その1

初心者向け規格: HK-28

江戸川インドアプレーンクラブの制作教室では、まずはHK-28の制作に取り組みました。

インドアプレーン競技は一定の規格に基づいて制作された機体を用いて、飛行時間を競います。

フォーミュラとは「規格」であり、直接には、国際自動車連盟 (FIA) によるF1を頂点とする自動車競技(レース)に参加するための車輛の規格、ないし同様のレースのためのレーシングカーである。  Wikipedia フォーミュラーカーの項から抜粋

インドアプレーン競技の場合には、国際航空連盟(FAI)が定めるスカイスポーツの内、囲まれた空間内部でのみ飛行でき、伸縮性モーターを動力とする規格です。

例えばF1Dでは最大翼幅が550mmと定められているので、作るのも運ぶのにも難儀してしまい、初心者向きではありません。

そこでまずは小型で制限の少ないHK-28から取り組みます。

 

ゴム除く最低重量: 2.0g以上

私がはじめて作った機体は2.91gでしたので、かなり頑丈な作りで安心して飛ばすことが出来て、色々と経験を積めました。

その後、単に2.0gで作るだけならそこまでの苦労はせずに達成できました。

 

主翼: スパン最大280mm、コード最大65mm

30cm定規の範囲内で制作ができるので、作業スペースや道具の面でも難易度が低いサイズです。

 

尾翼面積: 最大で主翼面積の50%以下

これはF1L規格にも採用されている制限です。

 

胴体: 全長300mm以下

このサイズが収納できるダンボールであれば、すぐに見つかりますので、持ち運び方法にも困ることはないと思います。

 

1号機は10秒ちょっと

私が制作教室に初参加した時は、事前に作ったドラゴンフライ持参で行った為、HK-28の材料と作り方の説明だけを受けて、まずは一人で組み立てました。

確か3時間ほどかかったと思いますが、その時に飛ばした動画がこれです。

 

今見返してみると、水平方向の安定のためにつけた主翼の上反角に比して、垂直尾翼面積が小さい為、飛行姿勢が振動しています。

水平方向の復元力とヨー方向の復元力は一方が過大でもダメ

2号機もこの原因に気づかず、同じような状態になりましたが、次回の制作教室までこの状態のまま主翼の翼形を変えたりしながら、遊びました。

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