6号機は1.430g
6機目のHK-28です。
工作・加工・組立スキルが向上してきたので、今回は軽量化の為、全体的に細く設計し直した材料で制作しました。
プロペラ抜きで1.3g以下にすることを目標にしていたので、Fusion360を使って設計段階から重量も計算しながらどの骨組みを細くするのかを検討しました。
計算上の重心位置と主翼の空力中心の位置関係から、主翼取り付け位置をかなり前方へ移しました。
浮力のバランスに対して敏感に反応するようになったようで、主翼の仰角に加えて、主翼と尾翼の仰角差の調整にも気を配りながら、飛行調整です。
飛ばす場所の面積に応じて、旋回半径を小さくする為、尾翼をかなり右に傾けています。
尾翼を右に滑らせることで、全体としては左旋回する
7号機は翼端が楕円形
7機目のHK-28。
6号機からの変更点としては、細かな工作上の改善に加えて、実験の為に尾翼端を楕円形にし、上反角も60度にしました。
以前悩んでいた、ダッチ・ロールする現象が再発したので、尾翼の垂直成分の面積を増やすことを狙ったものです。
飛行姿勢は安定したので、次の機体も同じ形状で制作してみようと思います。
また、主翼はキャンバー翼(GOE417a)とコルゲート翼の二種類を試していますが、コルゲート翼は制作が難しく、フィルムが綺麗に貼れません。
何か違う貼り方を見出せないと、これ以上の改善は望めなさそうです。
コルゲート翼とは皺が寄ったように表面が凹凸状の面(コルゲーション)で構成される翼形
尚、機体重量はゴム除きプロペラ含んで1.415gでした。