F1Lの制作に着手しました。
F1Lの主翼はHK-28より300mm長い
主翼サイズのレギュレーション上、アスペクト比が大きくなるので、いかに軽量で強度を確保するかが工夫のポイントになりそうです。
主翼幅 最大投影値 457.2mm(18インチ)、主翼弦長 最大値 76.2mm(3インチ)
好記録を出した機体の設計図をいくつも見て、まずはBatty, Natty F1Lを見本にすることにしました。
今回はF1L初作成なので、今後の方向性を決めることが目的です。そこで重量3.0gと目標の2倍でまずは作っていきます。
F1Lレギュレーションでは重量1.2g
HK-28の時と同様にまずは強度に余裕がある機体を作って、どの部分を軽く作れるのか検討します。
翼は3タイプを試作
1号機は3タイプの翼を試作する予定です。
- キャンバー翼
- コルゲート翼
- ハニカム翼
凸に湾曲したキャンバー翼、折れ曲がった面から構成されるコルゲート翼はHK-28で実績があります。ハニカム翼は今回初めて導入した形状です。
少ない材料で面を構成する為、正六角形を敷き詰めた骨組みにフィルムを貼りました。
さらに主翼は前面だけは横に一本通していますが、尾翼は前後とも通しの横材はありません。
まだ飛ばしてはいませんが、息を吹きかけて様子を見た感じでは、飛ばないということはなさそうです。
このような複雑な形を手作業で切ろうとすると、時間もかかり精度も低くなってしまうので、バルサ板材からレーザーカッターで切り出しています。
レーザーカッターは図面通りに動くアームの先からレーザーを照射し、燃焼させて切断していきます。